転職が身近な世の中となり、テレビやネット等で転職サービスの広告を目にする機会も増えていると思います。皆さんの中には、
「転職サイトやエージェントとかを使うといいのは分かるけど、どうやったらいいか分からない!」
と思っている方もいるのではないでしょうか。
転職サービスの使い方にはコツがあります。それは、複数のサービスを併用する事です。
なぜなら、サービス毎に得意分野が分かれており、自分の状況や目的に合ったものを利用する事が転職活動を成功させる為に不可欠だからです。
ここでは、筆者が第二新卒&未経験として転職をして、現在でも転職活動に関する情報収集に取り組んでいる中で見出した、転職サービスのおすすめの使い方を紹介します。
読み終えて頂ければ、転職サイトやエージェントをどのように利用すればよいのか分かるようになります。
ぜひご覧下さい!
結論
本記事でお伝えしたいポイントは、以下の通りです
- 2つ以上の転職エージェントと、転職サイトを併用しましょう
- 得意分野の異なるサービスを併用しましょう
- 「伴走型×大手型×スカウト型」の組み合わせがおすすめです
私が転職した時には、最初は手探りでサービスを探して利用していました。中々思うような結果が得られない時期が続きましたが、リサーチを重ねる中で最終的にこのような併用の仕方となり、結果的に満足のいく転職ができました。それでは、これらのポイントについてWhy・How・Whatの観点から解説していきます!
Why:なぜ併用する必要があるのか
私が併用をお勧めする理由は3つあります。それは、
- 各サービスの良い所取りができる
- 視野が広がる
- それぞれがセカンドオピニオンになる
です。これらについて解説していきます。
各サービスの良い所取りができる
転職サイトやエージェントには、得意とする業界や支援スタイルなどの特徴があります。タイプの異なるサービスを併用する事で、それぞれの強みを取り入れた職務経歴書の作成や面接対策を行うことができます。
視野が広がる
サービスによって保有している求人や結び付きの強い企業や業界は異なるため、併用する事でより多くの求人を目にする事ができます。
実際に応募するかはともかく、今まで知らなかった求人に触れて視野を広げる事は転職活動を行う上で大きなプラスになります。
それぞれがセカンドオピニオンになる
転職エージェントも人間であるため、全ての助言が正しいとは限りません。話していて違和感を持つような事もあるかもしれません。そのような時に相談できる第三者がいると、本当に自分にとってプラスとなる事を見失わずにすむ可能性を高められます。
How:どのように併用するのか
続いて、併用をする上で意識するべき考え方は、得意分野の異なるサービスを併用するです。
こちらについて解説していきます。
各サービスの特徴を意識する
Whyの欄にて、転職サイトやエージェントにはそれぞれ特徴がある、と記しましたが、どのような観点に注目するかを紹介します。
- 売りにしている要素 ⇒求人数の多さ、手厚い面接対策、自己分析から寄り添う …など
- 業界や職種のターゲット ⇒IT業界、営業経験者、スタートアップ …など
- 年齢や経験の主な対象 ⇒第二新卒、年収600万円以上、万人歓迎 …など
観点を掛け合わせて、全く同じとなるサービスは併用しない
上記の観点について、自分の現状と目指したい方向性に合致するサービスが候補となります。ここで注意すべき点は、同じようなサービスを併用しても効果は薄いという事です。
例えると、英語の受験勉強で文法のテキストばかり集めているようなイメージです。
単語や長文など色んな分野のテキストを使うように、転職サービスも異なる特徴を持つものと組み合わせて活用しましょう。
What:良い組み合わせとは何か
様々な転職サービスが有る中で、私がおすすめする併用のしかたは
伴走型×大手型×スカウト型
となります。それぞれの型の特徴やサービス例は、別記事にて紹介します。
ここでは、併用の流れについて解説します。
伴走型:転職活動の土台を一緒に作る
最初は伴走型の転職エージェントに登録することをおすすめします。なぜなら、転職活動の土台作りをするには伴走型が最適であると考えているからです。
こちらは初回のヒアリングに力を入れているタイプのサービスで、なぜ転職をしたいのか、転職してどうなりたいのか、といった根底となる考えを引き出してくれます。更に、職務経歴書や面接対策といった準備にもじっくり時間を割いて向き合ってくれます。
伴走型の転職エージェントは、ASSIN・UZUZという所が筆者のおすすめです。
大手型:違う視点から見つめて視野を広げる
伴走型のエージェントと一緒に職務経歴書などを作ったら、それらをもって大手のサービスにも登録する事をおすすめします。
ここでの目的は、作成書類に第三者からのコメントをもらう事と多くの求人に触れて視野を広げる事です。
伴走型サービスは1人1人にじっくりと向き合い、厳選した少数の求人の内定獲得率を高める事を目指すスタンスです。これは非常によいやり方だと思っているのですが、伴走型が保有していない中にも自分に合う求人が有る可能性もあります。
そこで多くの求人数を持つ大手サービスを活用して、一度選択肢を広げてから選考を受ける企業を絞り込んでいく事をお勧めします。
大手型の転職エージェントは、リクルートエージェント・dodaといった所が筆者のおすすめです。
スカウト型:仕上げた書類を登録して、外からの評価を知る
満足感の高い転職活動を行うには上記2つの併用でほぼ十分だと私は思っていますが、転職後の先など長期的な視点では、スカウト型も併用する事をお勧めします。
このサービスでは職務経歴書などを登録すると、魅力を感じてくれた企業や転職エージェントの人が「一度お話しませんか?」とメッセージを送ってくれます。思いがけない企業が自分の事を評価してくれるかもしれません。
スカウト型サービスを利用するにあたって、注意点がひとつあります。それは、スカウトの受信率を上げるためには書類を読んで魅力を感じてもらう必要があるという事です。
そのため、転職活動の初期からスカウト型に登録するよりも、伴走型エージェントと一緒に作り上げた職務経歴書を登録する事をおすすめします。
スカウト型サービスでは、ビズリーチを筆者はおすすめします。
まとめ
この記事では転職サイトやエージェントの使い方として、特徴の異なる複数のサービスを併用すべきという点について紹介してきました。
転職サービスは数多く存在するため、その特徴を理解して自分の目的に合ったものを利用する事が大切です。
ここでは紹介しきれなかった、具体的なおすすめサービスなどは別記事にてまとめています。そちらもぜひご覧ください。
これらを読んでちょっとでも転職活動のやる気が出てきたと思ったら、まず行動してみましょう。
0⇒1が一番大きな一歩です。私も応援しています!
コメント